関西風の「地焼き」 地元米で提供
松本市波田支所近く、国道158号沿いにある築40年の本棟造りの民家を改築して5月オープンした。
うな丼2800円、うな重3200円~、ひつまぶし3400円~。全てに食前ジュース、茶わん蒸し、小鉢、香の物が付く。「う巻き」「肝焼き」などの一品のほか、テイクアウトのうな重弁当もある。
ウナギは三河産のみ使用。敷地内にある梓川水系の井戸に2日泳がせて調理する。蒸しを入れずに直接焼きこむ関西風の「地焼き」で提供、米は地元のはぜ掛け米だ。
客席は和室、洋室のテーブル席や座敷の4部屋に分かれていて、2人掛け2、4人掛け10、1人用カウンター4席がある。部屋ごとの貸し切りもできる。
店の場所は、名古屋でふぐ料理店を営む百瀬敢司さん(56)の実家。数年前に空き家になり、有効活用を考え2年ほど準備した。
百瀬さんは「懐かしい同級生なども訪れてくれる。ゆったり落ち着いた店内で香ばしく焼いたウナギを味わって」と話す。
午前11時~午後3時、5~8時(ウナギがなくなり次第終了)。月曜定休。TEL0263・88・3629