「風雅」オープンガーデン

松本市両島の「ガーデン&ギャラリー風雅」は6月5~10日と14~18日、オープンガーデンを開く。花をモチーフにした作品をいろいろな素材に描く流郷(りゅうごう)由紀子さん(山梨県)の個展(5~10日)もある。
約500平方メートルの庭には20メートル超のハンノキやコブシ、樹齢150年のヒノキ、独特の香りがするキハダなど、さまざまな木々と花が植わり、湧き水が流れる。
これから花が咲くのは山野草のヤブミョウガや上松町花のオオヤマレンゲなど。トビが巣をつくり、チョウが休憩していく“憩いのオアシス”だ。
「庭を大事に」という亡き義母の願いを受け継ぐオーナーの井口美津子さん(75)は、「日課の庭仕事は喜び。森林浴にもなっているらしく医者知らずです」。
流郷さんは、毎年この季節に同ギャラリーで新作を披露する。今回のテーマは「過去現在未来我が人生は旅と薔薇(ばら)」。日本最南端の波照間島で出合った島バラの水彩画や染め、陶器などの作品を展示する。期間中在廊。
午前10時~午後4時。入場無料。風雅TEL0263・25・8544