安曇野の着物リメーク教室が作品展

安曇野市社会福祉協議会豊科支所を会場に開いている着物リメイク教室が14~19日、イオン豊科店で作品展を開く。60~80代の10人の作品約50点が並ぶ。
ウール地のジャケット、大島紬(つむぎ)のブラウスやチュニック、絽(ろ)のブラウスなど、カジュアルな洋服に着物を再生。2枚の大島紬を組み合わせた作品もある。
講師の大谷直子さん(64、同市三郷明盛)が、生徒の体形に合わせて型紙をおこした。オリジナリティーにあふれるデザインで、雑誌「レディブティック」に掲載された作品も多いという。
豊科郷土博物館で開いていた教室を昨春、同支所に移してから初めての作品展。前回から1年半ぶりという。
着物をリメークした服は高級感があると言い、大谷さんは「たんすに眠っていたり、捨てられたりする着物をすてきな洋服にでき、着る楽しみもある。簡単なものから作ってみませんか」と話す。
午前10時~午後6時(19日の入場は3時まで)。入場無料。