視覚障がい者と乗鞍高原を散策しませんか

視覚障がい者の運動支援をする「信州伴走・伴歩(ばんぽ)協会」(松本市)は5月19日、視覚障がい者と一緒に、春の乗鞍高原を散策するイベントを企画。参加者を募集している。
障がい者と関わり、多様性を考えるきっかけになればと、コロナ禍前は毎年春と秋に行っていたが、今回6年ぶりの開催となる。
電車とバスを乗り継いで乗鞍高原まで行き、現地で散策と入浴を楽しむ。行程の中で視覚障がい者に対するガイド方法のレクチャー、アイマスクを装着した「ブラインドチャレンジ」も行う。
同協会代表の大谷拓哉さん(57)は「一緒に電車に乗ったり、弁当を食べたり、何げない行動を障がい者と一緒に過ごしてほしい。貴重な機会だと思う」と話す。
午前9時45分、松本駅に集合。午後6時ごろ、同駅で解散。参加費は交通費と保険代として4千円(入浴料、飲食代は自己負担)。申し込みは10日までに電話かメール(alpine.otani@gmail.com)で。