県内の写真愛好家6人合同展「表現者達」 6月16日まで穂高交流学習センターみらい

15回目となる写真愛好家の合同展「表現者達」が6月16日まで、安曇野市穂高交流学習センターみらいで開かれている。県内の6人が、リス、ギター職人など、それぞれのテーマで写した約60点が並ぶ。
柴田直明さん(74、松本市)は、冬のリスがテーマの11点。子どもの目線で見たり触ったりできるよう、同じ写真を上下に2点ずつ並べた。「動物の写真は触りたくなると思い、工夫した」
清水誠一さん(65、松川村)は、魚眼レンズを使った安曇野の風景8枚。池田町の長福寺は大イチョウと6地蔵が人気だが、両方を1枚に入れることは難しい。「魚眼レンズで、一緒に写すことができた」
他に、青柳康夫さん(69、安曇野市)がベトナム北部で撮った棚田などの写真や、丸山裕さん(31、長野市)のしなの鉄道を題材にしたもの、宮田紀英さん(26、池田町)のガとチョウの写真がある。
同展は、写真教室を主宰する杉浦俊之さん(42、安曇野市穂高)の呼びかけに賛同した写真愛好家が出展。杉浦さんは、ギター職人の仕事ぶりをモノクロで9点発表している。
午前9時~午後8時(16日は6時)。