安曇野で「信州kendama meeting」初開催 けん玉愛好者交流深める

けん玉の愛好者が集い、交流や情報交換を図る「信州kendama meeting(ケンダマ ミーティング)」の初回が4月28日、安曇野市防災広場(豊科南穂高)で開かれた。所属するグループ・団体や居住地、経験などの垣根を越えて楽しもうという催しで、大北地域の二つのけん玉コミュニティーが企画した。今後も県内各地で定期的に開く計画だ。
県内各地や富山県から、小学生から大人まで30人ほどが参加。芝生の上で輪になって同時に同じ技に挑んだり、数人で技をシンクロさせて盛り上がったり。ワールドカップのファイナリストや経験の浅い参加者も互いに技の成功を喜び合い、けん玉談議に花を咲かせた。
昨夏から本格的に始めた大塚彩那さん(21、松本市)は「みんなで教え合ったり、技が決まるとハイタッチしたりして、楽しい時間」と笑顔。
企画した「北アルプスkendamas」(大町市)代表の西澤伸雄さん(55、同)は「大会と違い、順位などにとらわれず楽しめる集い。たくさん参加してくれてうれしい」。「K2Y2」(白馬村)主宰の小山正博さん(49、同)は「垣根をなくして愛好者が集い楽しむ交流会は、けん玉の魅力発信にもつながるはず」と、県内各地で開く意義を話した。
初心者の参加も歓迎する。今後の日程などはK2Y2のインスタグラムで告知する。