大町の野平自治振興会がラベンダー祭 摘み取りやステージなど

大町市八坂の野平自治振興会は7月6、7日、住民が手入れ、管理する地区内のラベンダー園で「野平ラベンダー祭」を開く。摘み取りやワークショップ、音楽ステージなどを企画。爽やかな香りに包まれながら、ゆっくりと散策や催しを楽しめる。
同会は2008年から、遊休荒廃農地の活用や景観美化にラベンダーを栽培。現在は2カ所(計約5千平方メートル)で約2千株を育てる。
摘み取りは1束(1カップ)300円。スティック作り(材料費100円)もできる。
ステージでは、地域のアーティストの演奏や、子どもが中心の「野平神楽保存会」の獅子舞演舞、来場者が参加できるカラオケ大会(7日午後0時半)など。ラベンダー苗や飲食物などを販売する屋台も出る。
振興会の小浪和正会長(68)は「移住者も含む住民が丹精したラベンダーを、音楽などと一緒に楽しんで」。
午前9時~午後4時(7日は3時)。会場は国道19号「野平」交差点を南西へ。詳細はウェブサイトを参照。