松本南リトルリーグ 全国大会に挑む

保護者手作りグッズで応援

松本市の小中学生でつくる硬式野球チーム「松本南リトルリーグ」が、22~24日に東京都で開くリトルリーグの全日本選手権大会に、信越連盟代表として出場する。15年ぶり6度目。選手たちは初戦突破を目標に体力アップなどに励み、保護者も応援グッズを手作りして盛り上げている。
チームは同リーグの芝沢ヤング、寿庄内ジャガーズ、島立バンビーズから選抜された、中学1年生5人と小学6年生9人の計14人。中南信予選は2位通過だったが、8チームがトーナメントで争った信越大会(5月15、22日・上田市)は打線が好調で、豊科リーグとの決勝を含む全3試合を二桁得点で制した。
松本南は2年前も信越大会で優勝したが、コロナ禍で全国大会はなかった。
世界大会にもつながる全日本選手権はトーナメントで、全国12連盟の15チームが出場。松本南の初戦は2回戦で、前年優勝の宝塚(関西)と竜ケ崎(東関東)の勝者と23日午後1時から、福生市営福生野球場で対戦する。
週3回の練習は、特に外野を中心とした守備の強化や、打撃マシンを使った速球対策、暑さに負けない体力づくりなどに打ち込んでいる。野口永真(とうま)主将(12、高綱中1年)は「まずは初戦突破が目標。強い相手と戦うのも楽しみで、思い切ってやりたい」。
桑嶋正康監督(51)は「貴重な経験を楽しんでほしい。自分のできることを一生懸命やって、全力を尽くしてくれれば」と期待する。