【ガンズリポート】マッチレビュー 17節・17日山雅1―0福島

住田ゴールで4連勝

ルーキーのゴールで連勝を4に伸ばした。22歳のMF住田将。前節はベンチにも入れず、2試合ぶりに先発に復帰。「チャンスを生かしたい」と臨んだピッチだった。

上出来ルーキー前へ選択するプレーを

開始早々、FW横山歩夢へのパスからだった。右サイドへ送り、休まずにゴール前へ走った。「歩夢から絶対いいクロスが来る」。そこへ、信じた通りの絶妙の浮き球。左足インサイドで合わせた。
岐阜戦以来、2カ月半ぶりのゴール。リーグ戦3得点は、山雅では4番目に多い。
出場も、前半17節で14試合を数えた。しかも12試合は先発。東京学芸大から入った1年目として、上出来のスタートだが、本人は「まだまだと思う」。ポジション争いが頭にある。
本職の守備的MFはパウリーニョ、安東輝、佐藤和弘、浜崎拓磨と、実績十分のベテランがそろう。米原秀亮、稲福卓ら若手の“先輩”もいる。彼らが負傷がちのため、住田の出番が増えた面はある。
ただ逆に、彼らの穴をルーキーが埋めたとも言える。「無事これ名馬」の格言を体現する活躍。昇格圏内(2位以上)で折り返したチームの立役者の1人だ。
先発に定着した4月下旬、「声を出すのが苦手。守備で周りを動かすことを意識したい」と話した。福島戦後も同じ課題を口にし、攻撃面も付け加えた。「前へ選択するプレーを増やしたい」
好きな選手はJ1神戸のイニエスタ。「ボールを奪って、パスを出して、仲間のサポートをする。ドリブルもできる」。理想は高く、自己評価は謙虚に、成長の階段を着実に上っている。