みんなで食べられる｢優しいパン｣
｢どんな人も一緒に食べられるパン｣をコンセプトに､優しいパン作りを心がける｡生坂村の山麓で木内琢也さん(41)と妻の志保さん(45)が営む｡
山形食パン､あんぱんやメープルシナモンロールなど､店頭に並ぶのは20種類ほど｡生地にバターなどの乳製品､卵は使わず､アレルギーに対応している｡白砂糖も使用せず､味に深みが出るきび粗糖を使う｡
店主のお薦めは豆乳クリームパン(240円)｡生地に有機玄米を練り込んだモチモチとした食感で､こくのあるクリームが特長｡プレーン､チョコ､抹茶の3種がある｡
自家栽培の小麦を全粒粉で使ったカンパーニュやレーズンパンなど､パンごとに生地に使うライ麦や小麦の種類を選ぶ｡香りや食感の違いも楽しめる｡
コーヒーやジュースなどもある｡｢コーヒー1杯でも､気軽に来てゆっくりしてもらえれば｣と琢也さん｡
パンは､店舗以外に農産物直売所｢いくさかの郷｣(水､金､土曜)､安曇野スイス村ハイジの里(月､水､金､土曜)､オンラインで購入可能｡
金･土曜営業｡午前10時半～午後3時半｡