【NEW!OPEN】呉服店・松本日の出町 京屋(松本市中央3)

「着物の楽しさ」伝えて

創業65年の呉服店「染と織京屋」(塩尻市大門一番町)が、松本市内初店舗として5月に開いた。着物や帯の販売をはじめ、クリーニングや仕立て直し、染め替えなど、さまざまなニーズに応える。
着物は、留め袖や振り袖、訪問着などの礼装から、カジュアルな場面で着られる品まで色柄とも豊富。和洋どちらの装いにも合う日傘や、浴衣としても使える夏の着物も、これからの時季にお薦めという。
「譲り受けた着物のサイズを直したい」「帯を、結び帯に加工したい」など手直しの要望も多く、コートなどへのリメークも受ける。
清水正哉代表(54)は初心者にも裾野を広げたいと、着物や帯、小物の色合わせを楽しむ無料の「コーディネート会」を定期的に開催。7月からは信毎メディアガーデン(中央2)で月1回開く予定だ。「イベントを通じ、着物の楽しさを広く発信していけたら。愛好家をサポートできる店にしたい」と話す。
オープン記念として12月末まで、着物や帯、長襦袢(じゅばん)のクリーニング代を各2750円に。午前10時~午後6時半。水曜休みTEL0263・88・7038