松本中心市街地に活気を 19日花時計公園でマルシェ

松本市内の事業者らでつくる実行委員会は5月19日、「松本城下町天空マルシェ」を花時計公園(中央2)で開く。中心市街地の活性化が目的。飲食やアクセサリーなどのブースが並ぶほか、チアダンスのパフォーマンスやジャズの演奏なども楽しめる。
飲食は山賊焼きなど地元の特産品やハンバーガー、焼きりんごパイ、弁当など。取れたて新鮮野菜も並ぶ。
紫外線の強さをチェックできるキーホルダー作り、あづみ野F-1パーク(安曇野市豊科南穂高)の電動ゴーカートに乗れるサーキットも用意。エンジン音が気にならず、年齢を問わず楽しめるという。
同実行委は、松本パルコの撤退や伊勢町商店街振興組合の解散などで地域の衰退や空洞化を懸念したメンバーが「何とかしたい」と昨夏結成。7月からマルシェを始め、今回が4回目だ。
中心市街地に子どもが遊ぶ場所が少ないためゴーカートを企画したといい、メンバーの一人、五幸(中央2)の小口拓也常務(37)は「少子高齢化や事業継承者不足、コロナ禍によるライフスタイルの変化などもあり、松本の中心市街地の元気がなくなっていることも心配の一つ。地元の人が街に出るきっかけを提供できたら」。
午前9時~午後3時。雨天中止(小雨決行)。問い合わせは五幸TEL0263・39・8348