「心」テーマの書道作品 26日まで葵曇会展示

安曇野市三郷地区を拠点に活動する書道グループ「葵曇会(あおいあづみかい)」は5月26日まで、作品展「心展(こころてん)」を貞享義民記念館(三郷明盛)で開いている。「心」がテーマの作品など、会員10人の約40点が並ぶ。
文字をこう書こう、こう見せようという思いを持たず、「3秒以内に仕上げる」を基本に制作した作品という。「心」は、9人の作品を展示=写真。同じ文字だが、全く異なる。個性を大切に、それぞれの心を表しているといい、篠崎空春代表(48、同市)は自身の作品について「『平たんな心ではなく、上を目指す』という思いを込めた」と話す。
他に「青雲」「龍」などの作品も並ぶ。
同会は2年前に発足。安曇野市の20~70代の男女が所属している。
篠崎代表は「個性と技が詰まっている。どんな文字が書かれているかではなく、見てどのように感じるかを大切に、作品と向き合ってほしい」と話す。
午前9時~午後5時(26日は3時)。入場無料。20日休館。同館TEL0263・77・7550