黒基調 髙山晃さん絵画展 26日まで梓川アカデミア館

松本市梓川倭の市梓川アカデミア館は5月26日まで、安曇野市三郷明盛出身の画家、髙山晃さん(1931~2018年)の作品展「髙山晃黒だけど、やさしい黒」を開いている。
油彩画17点の他、瓦に描いた6点も展示。髙山さんは、10代から絵に親しみ各種コンテストに入賞。武蔵野美術学校(現武蔵野美術大)卒業後も個展を開くなど、旺盛に制作活動を続けた。
作品は「母と子」などをテーマに、黒を基調にした画風が特徴。お年寄りに抱かれはしゃぐ姿を見せる「老人と子供」、花やこいのぼりなど季節感あふれる作品もある。
長男の遙斗(はると)ちゃん(1)を連れて来場した丸山美和さん(28、梓川倭)は「日常の何げない母子の風景に温かみを感じる作品ばかりで感動した」と話した。
午前9時~午後5時。月曜休館。高校生以上200円、小中学生100円。同館TEL0263・78・5000