朝日クの野村ペア全国へ 小学生ソフトテニス県選手権

小学生ソフトテニスの全日本選手権予選を兼ねた第42回県選手権は5日、松本市浅間温泉庭球公園で開いた。関係分は女子で朝日クラブ(朝日村)の野村梨乃(山形6)がSTA諏訪の関夏菜(茅野玉川6)と組むペアが2位になり、全国大会(8月1~4日、岡山市)出場を決めた。
決勝トーナメントは7ゲームマッチ。野村・関組は、準決勝は田中希実・卜部紬組(サービスエース飯島)に4─0でストレート勝ちし、決勝の相手は、それまでの対戦で勝敗が「五分」という小川夏里奈・青木悠夏組(長野JSTC)。
第1ゲームを奪われ、第2ゲームは取り返したが、その後は相手の多彩なショットに振り回された。野村が強烈なボレーを決めるなど食らい付いたが、ミスも出て流れをつかめず1─4で敗れた。
朝日クの羽田野睦子コーチは「自滅の部分が多かった。いいショットを1、2本決められると、そのまま(ゲームを)取られてしまう」と敗因を分析。
「決勝は自己採点で60点くらい」と野村。「全国大会では1ゲーム目を取り、流れをつかむ試合がしたい」と前を向いた。
大会は男子30組、女子37組が争い、男女とも4強が県代表として全国大会に出場する。