たまごの駅10周年×中信ファームフェス おいしく楽しく学んで

生産者こだわりの卵持ち寄り

卵をおいしく、楽しく学んでもらうイベント「たまごの駅10周年×中信ファームフェス」が6月2日、安曇野市穂高柏原の直売所・食堂「たまごの駅」で初めて開かれる。メインの出店者は養鶏農家で、卵は産直ならぬ“小屋直”。ニワトリも来る。
たまごの駅を運営する会田共同養鶏組合(松本市会田)など、JA松本ハイランドに所属する養鶏農家の企画。大小4軒が、それぞれ生産する卵の全種を持ち寄る。
卵は、ニワトリの種類、餌、水などで、味や栄養分、色がさまざまに変わる。来場者は、違いの理由や生産者のこだわりをその場で聞ける。
「物価の優等生」といわれ、とかく値段だけが注目されがちな卵だが、「画一的な工業品ではなくて、生き物なんだと知ってもらいたい」と、たまごの駅の山崎俊弥店長。今回のイベントでは、ニワトリと触れ合う場をつくる。
ニワトリ気分を味わってもらおうという企画もある。鳴き声まねの選手権や飼料用トウモロコシのつかみ大会で、当日エントリーを受け付ける。
特設ステージでは他にオムレツ作り大会があり、人間として料理の腕を披露することもできる。ちなみに、6月2日は「オムレツの日」でもあるという。
クイズでニワトリや卵を学ぶ時間もある。飲食店には、卵だけでなく、地元食材を生かしたメニューが並ぶ。
午前9時半~午後3時。入場無料。詳しくは同JA生産資材・畜産課TEL0263・25・7540、ホームページまで。