ヒマラヤ友好会写真展 ネパール文化紀行中心に

松本市のNPO法人松本ヒマラヤ友好会(MHC、島立)は29日~6月2日、山岳写真展を井上(深志2)7階大ホールで開く。同市とネパール・カトマンズ市の姉妹提携34周年記念事業で今年1月に実施した旅「第6回ネパール文化紀行」の報告が中心だ。
文化紀行の参加者(9人)や過去にネパールを訪れた人の応募写真など約110点をA2、A3サイズにプリントし、鈴木雅則理事長(74)の事業報告写真・パネル約100点とともに展示する。
作品は文化紀行で訪問した古都カトマンズ、アンナプルナ山群の展望、釈迦(しゃか)の生誕地ルンビニなど。鈴木さんは、全体として「ヒマラヤの自然と世界遺産の他、歴史的な町のつくりを基に、人々の笑顔など住み良さを実感できるような温かな写真が多く見られた」としている。
入賞は3人。このうちネパール大使賞は折野和富さん(安曇野市豊科高家)で、世界遺産バクタプルにあるニャタポラ寺院、旧王宮など計14枚が対象になった。ほかには松本市長賞(6点)と松本商工会議所会頭賞(8点)。
午前10時~午後6時半(最終日は5時)。入場無料。MHC TEL0263・47・6197