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安曇野市豊科の江藤順子(のぶこ)さん(82)は、自ら作詞作曲した楽曲「豊科の里」をCD化した。「安曇野市や穂高地区を題材にした歌はあるが、豊科の歌はないのでは」と計画。北アルプスの山並みや白鳥、桜の名所など、地域の魅力を歌詞に詰め込んでいる。
「残雪の姿美し常念を」「光城山桜花」「遠き旅疲れを癒(いや)す白鳥の」といった歌詞で、4番まで。いずれもサビ部分は「ここは安曇野豊科の里」となっている。易しく、親しみやすいメロディーで、歌詞とマッチしている。
箏曲教室を開く安藤登志子さん(79、豊科)が伴奏と編曲を、江藤さんの夫の故・彰さんの剣舞の弟子の野口雄次さん(41、堀金烏川)が歌を担当した。
楽曲は、50年以上前に作曲経験がある江藤さんが、「散歩などの際に思いつくまま作った」という歌詞に、「手をたたいて歌えるような曲を付けた」。「せっかくなので形にしたい」と市役所に相談したところ、安藤さんを紹介され、CDにすることにした。
地域の文化祭で演奏してもらうなど、PRする機会を設けていく考え。江藤さんは「合唱曲にしてコーラス祭りなどでも歌ってほしい。ぜひ、みんなに聞いてもらいたい」。