「プラチナ大学」入学式

松本市社会福祉協議会(双葉)が運営する、60歳以上の市民が対象の「市プラチナ大学」の入学式が22日、市総合社会福祉センター(同)で開かれた。昨年度より25人多い80人(男性24人、女性56人)が入学した。最高齢は86歳。
学長を務める市社協の小林弘明会長は「1年間で多くの仲間と触れ合い、卒業後も支え合える強い絆をつくってもらえたら」と激励した。
学生代表の麻田明彦さん(66)は「挑戦する気持ちを持ち続け、身に付けたものを地域社会に生かしていきたい」と抱負を述べた。
同大は1981年に開校し、卒業生は3769人。本年度のテーマは「松本を学ぶ・地域を知る」で、来年3月まで計17日間に29の講義や講座を行う。自然散策や博物館見学なども予定している。