松本の本木さん〝チア・アップ〟の思い込めて 縁側でハーブなど販売 「チアラ・ドット・グリーン」

松本市反町の本木好子さん(69)は、築約150年の生家の縁側を活用し、無農薬野菜やハーブの販売を始めた。店名は「チアラ・ドット・グリーン」とした。
「チア・アップ」(「元気になって」という意味、縮めた発音でチアラ)との思いを込めた縁側販売は、自宅近くの畑で育てた無農薬ハーブや、地元農家から仕入れた無農薬野菜など。レモングラスやバジルなど約30種のハーブ、セリやタラノメなど野草や山菜約30種が縁側に並ぶ。季節により種類は異なる。
本木さんはハーブコーディネーターやアロマセラピストの資格を持ち、現在約50種のハーブを育てている。ハーブと出合ったのは35年前。頭痛に悩んでいた当時、雑誌に「頭痛に効く」と紹介されていた。自宅の農地で少しずつ育て、特性や食べ方なども勉強した。
「チアラ-」では、オリジナルブレンドのハーブソルト(300円~)やハーブティー(200円)なども販売。日替わりで天ぷらやあえ物の試食や試飲も行っている。
「摘んだり味わったりしながら、好きなハーブを発見してみて。縁側でのんびりし過ごしてもらいたい」と本木さん。使い方や育て方などの相談にも乗り、今後はアロマセラピーの教室も開く予定。
火、木曜のみで午前10時~日が暮れるまで。当日の販売品目などはウェブサイトに掲載。問い合わせはメール(cheerup7.green.hao@gmail.com)で。