近畿大校友会県支部設立松本で総会 母校同窓生交流の機会に

近畿大(本部・大阪府東大阪市)の校友会長野県支部が設立され6月30日、総会と懇親会を松本市内のホテルで開く。同市内で発起人会が2日開かれ、役員や会則の両案、総会当日の内容などを確認した。
発起人は県内の会社役員ら8人で、支部長に「はやしや」(松本市和田)会長の飯村和生さん(65)が、副支部長には「マジアマファーム」(安曇野市豊科)社長の丸山保義さん(70)ら3人が就任予定だ。
校友会は、会員相互の親睦と社会貢献、母校への寄与を目的に1929(昭和4)年に創設。地域や職域など全国に約200の支部がある。長野県内の同窓生は約1700人いるが支部はなく、校友会事務局が飯村さんらに設立を呼びかけ、準備を進めてきた。
支部設立に向け旧知の縁も復活。役員を務める飯村さんと丸山さんは農学部卒業生で以前、同じ職場で働いていた。それぞれの志から退職し、現在の仕事に。今回、再び力を合わせることになり「縁を感じる。二十数年ぶりに同じ目標を持ち、活動できるのがうれしい」と丸山さん。
支部が若手の異業種交流や、人脈を広げる場になることも期待する。近大は来年が創立100周年。節目での設立に飯村さんは「いいタイミング。身近にいても今まで知らなかった同窓生と出会うことで、さまざまな活動に広がりが生まれればいい」と話す。
設立総会は6月30日正午からアルピコプラザホテル(松本市深志1)。会費5千円。希望者は21日までに申し込む。問い合わせは校友会事務局TEL06・4307・3008