朝日村「よってきましょっぷ」今季営業開始 安くて新鮮な農産物直売所

朝日村の女性農業者たちが、採れたての野菜や花などを持ち寄る直売所「よってきましょっぷ」が、今年の営業を始めた。村役場交流テラスで10月末頃まで、毎週金曜日の午後4時半~6時に開店する。
30年以上前、農業を学ぶ講座を受けた女性8人で「サークルたんぽぽ」を発足。地域の農産物や自家用で余った野菜などを「地元の人に安く食べてもらえれば」と、「よってきましょ」の方言に「ショップ」を合わせたネーミングで直売所を始めた。現在は16人が活動する。
週1日、1時間半だけの出店だが、新鮮で安い野菜が購入できると大人気。初日の5月31日は雨模様ながら、開店を待ちわびた大勢の人が時間前から訪れた。開始早々にレタスが売り切れ畑から取ってくると、「まさに採れたて」と喜ばれた。
代表の塩原留理子さん(64、古見)は「家族や地域の協力があって、長く続けられている。会員同士やお客さんと話せるのがリフレッシュにもなる」と笑顔で話した。