「信州山の日」10周年記念イベント 俳優や山小屋経営者らトークショー

長野県独自の記念日「信州山の日」(7月第4日曜日)が2014年に制定されて今年は10周年。これに合わせ、キッセイ文化ホール(松本市水汲)などは7月20日、「信州山フェスタ」を同ホールで開く。山好きな俳優や山小屋経営者らが、山の魅力や安全登山などについて語り合う。
信州の重要な観光資源で県民の共有財産でもある山に目を向け、親しんでもらうきっかけにと企画した。
第1部のトークショー(午後1時45分~)は著書『73歳、ひとり楽しむ山歩き』(KADOKAWA)を出版した俳優の市毛良枝さん=写真、記念日制定に北アルプス山小屋友交会会長(当時)として関わった燕山荘社長・赤沼健至さんが対談。赤沼さんがホルンを演奏する。
第2部のトークショー(4時5分~)は「日本3百名山ひと筆書き」を達成したプロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが「…ひと筆書き」などについて語った後、槍ケ岳山荘経営の穂苅大輔さんと山小屋の在り方などを話し合う。
ドキュメンタリー作品「黒部の山賊ともののけたち─源流への道」(長野朝日放送制作)の上映(2時半~)などもある。
ホール2階ロビーでは山に関連する自治体、企業、団体がブースを出展し、グッズ販売などを行う。
入場無料。参加申し込みは同ホールに電話TEL0263・34・7100、ホームページ(申し込みフォーム)で名前、電話番号、希望人数を伝える。