はらきょうこさん絵本展 能登支援も

来月9日まで味噌川ダム防災資料館

木祖村の味噌川ダム防災資料館(小木曽)で絵描き・絵本作家のはらきょうこ(本名・平野恭子)さん(37、薮原)の「えほん展」が開かれている。0歳から楽しめるオノマトペ(擬音語、擬態語)絵本「せんこうはなび」の原画や、アクリル絵の具で描いた動物など約30点が並ぶ。6月9日まで。
能登半島地震の被災地を支援しようと、東日本大震災の被災地・福島県でヒマワリを咲かせる活動「福島ひまわり里親プロジェクト」を紹介したはらさんの絵本「たびくまとひまわりばたけ」(2013年刊)に登場する動物たちが、手をつないでいる絵葉書や、募金箱を会場に置く。
「県内で初めての個展。生で絵を見ていただきたい」とはらさん。
1日午前10時と午後1時から、木曽ヒノキで作る「木曽川おさかなワークショップ」を開き、魚の形のストラップ(材料費700円)やドアプレート(同千円)を磨いて着色する。参加希望者は直接会場へ。
はらさんは21年、夫で同村地域おこし協力隊員の平野佑典(ゆうすけ)さんと名古屋市から移住。夫婦アートユニット「うさぎとたぬき」として、自然物を使う体験講座や動画制作なども手がけ、イベントの様子を紹介した写真も展示している。
午前10時~午後4時(最終日3時)。無料。水曜休館。同館TEL0264・24・0171