穂高北小、穂高西小、穂高南小の「スーパーワクワクタイム」 親子で「ズンバダンス」体験

3校合同地域連携モデルに

安曇野市の穂高北、穂高西、穂高南の3小学校は本年度、地域の大人を指導者に迎えさまざまな活動をする「スーパーワクワクタイム」を行っている。6月28日はプログラムの一つ、希望する親子が「ズンバダンス」を体験する講座が同市穂高公民館で開かれた。3校の児童と保護者約80人が参加し、軽快な音楽に合わせてダンスを楽しんだ。

音楽に合わせ楽しく運動

「はい、右手でバキューン、左手でバキューン」「手を洗った後、水を払う感じでパッ、パッ、パッ」
ステージ上から分かりやすいたとえで振り付けを説明するのは、同市や松本市でズンバを指導する中里みずほさん(安曇野市)。ズンバはラテン音楽に合わせて踊るフィットネスエクササイズで、一つ一つの動きはシンプルだが、踊り通せば相当な運動量になる。
音楽に合わせた運動のほか、親子でペアになり、中里さんが数字や色名を言うのに反応して握手やハイタッチをする運動や、みんなで同じ方向に走って回る運動などもした。
穂高北小5年の金森伊志(いさし)さん(11)は「ダンスは結構難しい」と一生懸命。母親の淳子さんは「いい汗かいてます」と爽やかな表情だ。穂高南小4年の福地萌(めぐみ)さん(9)は「楽しくできた」。母親の純さん(44)も「すっきりしたね」とうなずいていた。
普段は大人が対象で、小学生の指導は「この日が初めて」という中里さん。終了後、「親子で積極的に参加してくれて良かった」と笑顔を見せた。

地元の大人講師に幅広く

「公立小学校が合同で、土曜日に学校の外で行事を行うのは、全国でも初めてだと思う。地域と学校が連携するモデルケースにしたい」。地域連携児童支援主任として3校を兼務する伊藤俊一教諭はそう話す。
「スーパー―」は、3校の3~6年生183人が登録。学校外の社会人が講師となり、各校でパソコンや救急救命、せっけん作りなどを指導する。3校合同の講座も月1回程度、同公民館で開く予定で、その初回が「ズンバ」だった。8月に「自然食品体験」、9月には「木工時計作り」と、幅広い分野に取り組む。
伊藤教諭は、学校外から指導者を招く意義を「学校に地域の価値観を入れられる。それで救われる子どもがいる」と説明する。また、講師の姿から「地域には『かっこいい大人』が大勢いる」と児童が感じ、「将来もこの地で暮らしたい、と思ってもらえたら」。児童の横のつながりにも期待しているという。