松本出身の中東郁葉さん デフリンピック競泳日本代表に内定 国内初開催活躍に意気込む

11月に東京を中心に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」の競泳日本代表に、松本市出身の中東郁葉さん(23)が内定した。デフリンピックは自身3回目。「出場ではなくメダルを取るのがゴール」と、初の国内開催大会での活躍を期す。中東さんは松商学園高校時代の2017年にトルコ大会に出場。東海学園大(愛知県)に進み、22年ブラジル大会にも出た。昨年、不動産会社のサムティ(大阪府)にアスリート社員として入社し、昨夏からオーストラリアを拠点に活動している。
今回の代表選考は、6月の国内大会の直前に帰国して臨み、会社の同僚らの応援を受けて、代表の基準記録を突破した。「ほっとした」と中東さん。代表選出はあくまで通過点で、家族からの祝福も「いつも通り『おめでとう』という感じ」と、淡々としたものだったという。滞在2週間足らずでオーストラリアへ戻った。
メダル獲得の本命に挙げる種目は、17年大会で6位に入った200メートル背泳ぎ。ただ最近、練習に力が入る余りフォームが崩れているとし、「11月まで時間はある。土台からつくり直したい」という。
オーストラリアでは日本人女性コーチの指導を受け、「距離感が近く、いろんな相談ができる」と調整に不安はなさそう。「国内開催のデフリンピックにはたくさんの人が見に来てくれると思う。金メダルを目指したい」と意気込む。