障がい福祉を当事者と学ぶ「共幸講座」松本で見学や交流会 11月まで月1回

障がい福祉を当事者と学ぶ「共幸(ともさち)講座」の本年度第1回が7月10日、松本市の複合施設「なんなんひろば」(芳野)で開かれた。福祉施設の利用者が他の障がい者や一般参加者の前で仕事や日常生活について語り、互いの理解を深めた。
社会福祉法人アルプス福祉会(寿豊丘)の二つの事業所「コムハウス」「ねくすと」と、NPO法人ハートラインまつもと(寿北7)の主催で、施設利用者と職員、それに一般申し込みを合わせた40人ほどが参加した。
この日は当事者の思いを直接聞くという趣旨で、6人がマイクを握った。ある女性は「グループホームでは1人の時間をつくるのが難しい。声に敏感でよく眠れない。皆さんは眠れていますか」と問いかけた。別の女性が「クーラーの音が気になる」と応じると、他の参加者からも「ある、ある」と声が上がった。
ハートラインまつもとの小佐妻和輝さん(19)は子どもの時から松本山雅FCを応援していて、今年からはクッキー製造の工賃(報酬)で観戦チケットが買えるようになったと喜びを語った。講座後、「緊張したが、周りに仲間がいてうまく話せた」とほっとした表情だった。
講座は11月まで月1回開かれ、次回からは施設見学やボッチャ交流会、映画観賞が予定されている。問い合わせはコムハウスTEL0263・85・2234