
松本市和田の花き農家川崎喜義さんのビニールハウスで、熱帯果樹のドラゴンフルーツが花を咲かせている。花は夜に開き始め、朝には直径20センチほどになり、日が高くなるにつれてしぼむ。白い大輪が一夜限り、華やかさに咲き誇る。
川崎さんは余ったハウスを活用し、趣味でパパイアやパッションフルーツなどの熱帯果樹を栽培している。
ドラゴンフルーツは数十年前、旅行で訪れた沖縄県で買った苗から15平方メートルほどに広がった。「前はもっとすっきりしていたが、どんどん伸びた」と川崎さん。混み合う茎から相次いで花芽が出て、今年は7月半ばに咲き始めた。10月まで断続的に咲くという。
花がしぼむと、下部が膨らんで1カ月ほどで実になる。収穫して知人に分けたり、花き栽培の合間に作業者みんなで食べたりしている。