安筑生コン事業協同組合 南安曇農業高生に実習授業

安曇野市の安筑生コン事業協同組合は7月15日、同市の南安曇農業高校の環境クリエイト科2年生27人を対象に、生コンクリートに関する授業をした。生徒は共和アスコン(穂高牧)を訪れて製造過程の見学や、出来上がった生コンの検査などをした。
「高校生生コン製造・実習授業」と題し、組合加盟6社の社員と事務局の計24人が指導した。生徒は生コンが出荷されるまでの工程を見たほか、あらかじめ練られたセメントの空気量などの試験を1人ずつ体験。コンクリートの強度を確認するための「供試体」を作り、持ち帰った。
参加した金原奏太(きんばらそうた)さん(16、松川村)は「授業で習う以上に勉強になった」。引率した同科担当の矢野良教諭は「供試体は、学校で養生しながら強度を測定するなど授業にも活用できる。校内ではできない貴重な経験になった」と話した。
授業は、地域の高校生に業界への理解を深めてもらおうと行い5回目。同組合の横山正・事務長は「暮らしを支える生コン業界を知り、地域に貢献する仕事として、生徒の進路の選択肢の一つになれば」と期待していた。