
中盤躍動 難敵に無失点
松本山雅FCは2試合連続で0–0で引き分けた。前節にガイナーレ鳥取のホーム戦の連勝を7で止めたのに続き、この日は12試合連続得点中だった首位ヴァンラーレ八戸を無得点に抑えた。難敵と粘り強く戦い、戦術の練度を上げている。
後半シュート8本 「いい位置」意識し手応え
八戸との対戦は約3カ月ぶり。前回は相手のプレスに苦しんで攻守で後手に回り、シュート4本、0–2の完敗だった。
この日も前半は押し込まれたが、後半から攻勢に出る。右MF小川大貴が正面から打ったシュートはGKの横っ飛びにはじかれ、ボランチ川上航立のミドルシュートは左ポストに嫌われた。
小川に代わった山本龍平、樋口大輝も惜しいシュートを放った。後半だけでシュート8本。守備の役割も担う中盤の選手たちが、敵陣で躍動した。
攻守は連動する。樋口は「相手のプレスを何回か剥がす(かわす)ことができた。特に後半は、前に入ってパスを受けるシーンが増えた」と振り返る。
中盤の要を山本康裕と共に担い、加入後初めてフル出場した川上も「足というより、頭を使っていい位置を取ることを意識した。90分まあまあできた」と自己評価は及第点。
このところ仲間に対する辛口の発言が目立った主将のMF菊井悠介も「昇格に値するチームになってきた」と前向きなコメント。手応えを勝ち点3に結びつけるべく、次節は2位栃木シティのホームに乗り込む。