
大町市の大町名店街のアーケード下で9月20日夜、年齢や職業、障がいの有無などに関係なく、地域の人が集い、食べたり飲んだりしながら楽しくつながりを深めようという催しが開かれた。「街のみin大町名店街」と銘打ち、同市の住民有志が初めて開催。市内を中心に小学生から大人まで50人余が訪れ、会話を弾ませた。
初対面の人もいるため自己紹介から始めた。参加者は、会話の糸口のために設けられたテーマに沿って言葉を交わすなどし、徐々に打ち解けた。
名店街の飲食店などが用意した串揚げやもつ煮といった料理をつまみながら、ほろ酔い気分で歓談する人も。NPO法人「北アルプスの風」が運営する名店街内の障がい者共同作業所などの利用者や、同市への移住予定者の姿もあった。
同市出身の長野大社会福祉学部3年・荒井智春さん(20)は「いろんな人が地域にいることが分かり、障がい者への理解も深まる機会になる」。
「街のみ|」は「地域の資源」である名店街を生かし、多様な立場の人がつながる場をつくろうと開催。同NPO障がい福祉部長で有志代表の松澤重夫さん(51)は「かしこまらない雰囲気がよく、アーケード下で開いた。予想の2倍近い参加がありうれしい。今後も継続し、東西に延びる通路が、参加者で埋まるくらいの催しになれば」と期待していた。