
俳優の桑折現(こおりげん)さん(46、富山県)が出演する「一人の俳優のための五人の演出家による上演」の第3弾「桑折現/ダンス_中継」が18日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)で上演される。同館芸術監督の倉田翠さんが演出を手がけるダンス作品だ。
5作品を4都市で1年かけて上演するプロジェクトの一環。桑折さんと倉田さんは昨年、同館で上演した倉田さんが主宰するakakilike(アカキライク)「希望の家」で共演。倉田さんが自身以外のソロダンス作品を演出、振り付けするのは初めてで、ダンス経験のない桑折さんとの創作は挑戦でもある。
振り付けありきのダンスではなく、桑折さんの過去や現在の記憶や感情からにじみ出る動きをつなぎ、体を使って立ち上がらせていくという。
「桑折さんだからこそ成立する動きを見つけ出したい。その動きを見た人が何かを思い出したり、今生きていることを考えたりする中継ポイントになれば幸い」と倉田さん。
桑折さんは「テクニックを持たない上でダンスをする試みが、ダンスを新しく拡張していく作品にもなればうれしい」。終演後にアフタートークがある。
午後3時、7時の2公演。一般前売り2500円、当日3千円。25歳以下はいずれも500円引き。予約は専用フォームから。