
松本市の松本日産自動車松本店(高宮北)で、中信地方の手芸愛好家3人の作品展が開かれている。木目込み人形や壁飾り、畳のへりを活用した雑貨など計百数十点を展示している。12月22日まで。
3人は古畑加代子さん(75、寿北)、林由子(よしこ)さん(65、芳野)と、開催が決まった後の昨年末に74歳で亡くなった両角民男さん(山形村)。古畑さんが昨秋、ものづくり仲間の2人に声をかけて企画した。
両角さんは病気で20年前に右半身まひになり、リハビリを目的に木目込み人形作りを始めた。今展には雪が積もる白川郷(岐阜県白川村)や、富士山を背景に飛ぶつがいのツル、内裏びななど額装した8点を展示。妻の節子さん(73)は「少しずつ、こつこつと制作に励んでいた」と振り返る。
古畑さんは、さまざまなものづくりの趣味の中から、フランス刺しゅうのテーブルクロスや木の実の壁飾りなどを、畳店を営む林さんは、動物の足跡や迷彩など珍しい柄の畳のへりを用いたスマホケースやバッグなど100点以上を並べた。
古畑さんは「両角さんの制作への情熱や、ものづくりの魅力を感じてもらえたらうれしい」と話す。
来場者に抽選でしおりをプレゼントする。午前9時半~午後6時。火曜定休。同店℡0263・26・5600