
県の「信州の伝統野菜」に認定されている、安曇野市穂高牧地区の特産「牧大根」の収穫が行われている。
Vif(ビフ)穂高農産物直売所(穂高有明)の牧大根部会の古幡美代子さん(72)は、計10アールほどに作付け。土から引き抜くと、特徴的な下ぶくれの形をした牧大根が次々と顔を出した。
古幡さんは、9月に入って種まきした後に適度に降水があり、「出来は良好。『きめがいい』と喜ばれています」。
肉質が硬く、辛みが強いのが特徴。漬物用として人気が高い。たくあん漬けにするとパリパリとした食感で日持ちするとされ、古くから好まれている。おろしにしてそばなどと味わうのもお薦めという。
古幡さんは、栽培に励んだ義父母や夫の亡き後も「伝統を絶やさずに」との思いで生産を続ける。「最近は、大規模生産者が高齢化で減っている。待っている人がいると思うとやめられない」とほほ笑んだ。
牧大根は、11月末くらいまでVif穂高に並ぶ予定(なくなり次第終了)という。午前8時半~午後5時。TEL0263・81・5656