【橋内優也のひとりごと】#10 プレーで見せる指導を

僕は、アカデミーでは中学生でも小学生でも「子ども」ではなく「選手」と言うように意識している。その方が、サッカーを通じた教育という意味でも、言葉が相手に入っていくと思う。「ピッチ外のルールを守らない選手は、ピッチ内でのルールも守らない」とか。
指導者1年目でたくさんの「選手」を見ることができた。僕のアドバイスが理解できる選手もいるし、できない選手もいる。現役時代から、言葉を選んで話すことは得意だと言われてきたが、もっと伝わる方法を考えるようになった。
練習では一緒にプレーすることが多い。スタッフミーティングで狙いを理解し、選手に分かるように僕自身のプレーで示す。「ロールモデル」として手本を見せているつもりだ。
トップチームでも、練習でプロ選手とプレーする指導者はいる。僕も体が動く限り、自分のプレーで見せる指導も続けたい。その方がダイレクトに伝わるし、自分も楽しい。
1年目でたくさんの指導者と、いろんなカテゴリーの現場にも行けた。練習メニューを組み立ててピッチに行き、実行するということを、自分で考えてやりたい。まだアイデアのレベルだが、選手から指導者として力をつけていこうとしている僕にとって、この1年の経験はすごく大きい。(アカデミーロールモデルコーチ)
(おわり)