感謝伝え思い出胸に 本年度で閉校の大町南小で記念行事

大町市内の小学校再編に伴って140年近い歴史に幕を下ろし、来年度から常盤と社地区が通学区の大町南部小学校となる大町南小学校で11月15日、記念行事が開かれた。児童らの学習発表や楽器演奏、風船飛ばし、打ち上げ花火など多彩な催しを通し、児童や保護者、地域住民らが学びやに感謝し、思い出をつくった。
ブラスバンド部や地域の和太鼓団体、箏奏者らが演奏を披露。異なる楽器の伴奏で、親しんだ校歌を何度も歌った。
学年ごとの学習発表は、これまでの行事や給食、同校のシンボルの松林、地域の用水や産業などを調べ、会場の人にもクイズを出すなどして盛り上がった。このうち2年生は、学年で飼育するウサギ「ちくわ」について調査。年齢や家族、好物の他、学校の動物飼育の歴史などにも触れ、「長生きしてね」と結んだ。
児童会で取り組んだモザイクアートの披露もあり、児童会長の橋本菖(あやめ)さん(12)は「閉校は悲しいけれど、楽しい閉校行事で今までの南小の思い出を胸に刻みたい」と話した。同校卒業生で、バドミントン女子のリオデジャネイロ五輪銅メダリスト奥原希望選手のビデオメッセージも披露された。