スポーツの視点で学んだ人権 元松本山雅選手の山本大貴さん松川で講演

松川村人権推進協議会は11月24日、「まつかわ人権フォーラム」を村すずの音ホールで開いた。松本山雅FC元選手で県人権大使の山本大貴さん(34)が約90人を前に、スポーツの視点から学ぶ人権について話した。
山本さんは、国内外のプロサッカーチームの選手への差別的な発言や誹謗(ひぼう)中傷などの事例を紹介。国際サッカー連盟が、試合中に人種差別が発生したことを審判や選手が示すジェスチャーを導入したことや、日本サッカー協会、Jリーグによる、人権尊重の重要性を認識したプロジェクトに触れた。人権啓発に関するスペシャルマッチの開催や選手の動画メッセージといった松本山雅の取り組みについても話した。
「差別のない社会は誰かがつくるものではない」とし、自分たちにできる行動として、相手を尊重すること、対話を試みること、SNSでの言葉選び|などを呼びかけた。
講演後、小学生対象のサッカー教室もあり、参加者は声がけや協力を重視したプレーをしてみた。松川小5年の奥原湊太さんは「相手を気遣い、声がけしてプレーすると連携が取れ、心が合わさった感じがした」、弟で3年の陽太さんは「声をかけ合いチームプレーができた」と話した。