「間違えることの大切さ」天文物理学者で信州大工学部准教授のBossBさんが松本で講演

松本市PTA連合会(市川一彦会長)は12月7日、第76回研究大会を同市あがたの森文化会館で開いた。天文物理学者で信州大工学部准教授のBossB(ボスビー 本名・藤田あき美)さんが、「間違いから創造が生まれる」と題して講演。保護者や子ども、教員ら約60人が耳を傾けた。
ボスビーさんは、ニュートンやアインシュタインなどが提唱した法則や理論を例に出しながら、「どの時代の知識も必ず間違いを含んでおり、科学者たちは批判と間違いの訂正を繰り返して、知識をアップデートさせてきた」と指摘。「間違えることはより良い未来への扉」と強調した。
また、「間違えたときに自分の頭で批判し、自分の力で訂正するサイクルが創造そのもの。大人は子どもに正解を渡すのではなく、間違える自由を渡さなければいけない」とし、「創造のプロセスを見守り、必要なときにそっと誘導してあげるのが大人や親の責任。自分が正解だと思い込んでいるものを子どもに押しつけないで」と訴えた。
研究大会に先立ち、「楽しい子育て全国キャンペーン三行詩」(全国PTA全国協議会主催)の表彰式が行われ、各部門最優秀賞や会長賞を受賞した赤羽珠乃介さん(旭町小4)、矢口葉月さん(鎌田中2)、正木愛理沙さん(41)、小澤良慶さん(梓川小4)が、市川会長から賞状などを受け取った。