山形で患者・家族の交流や一般向けふパーキンソン病学ぶ集い

山形村公民館は5日、「パーキンソン病を学ぶ パーキンソン病患者家族の交流会in山形村」を村農業者トレーニングセンターで開いた。不安を抱える患者や家族の交流を図るとともに、一般の人にも病気について知ってもらう機会になればと実施。村民や保健師、社会福祉協議会職員などを含む35人が参加して学んだ。
前半は全国パーキンソン病友の会県支部長で患者歴17年の宮沢浩一さん(65、駒ケ根市)が、「パーキンソン病とのつき合い方」と題して講演。震えから診察を受けた当初は「ただの震え」と言われた経験や、幻聴や幻覚の症状が出た当時の様子、使用中の薬などについて話した。また、現在は南信で開かれている自主トレーニング会に参加して運動することで「前を向いていけるようになった」とし、「早期に運動をすることで進行に歯止めをかけることができる。こういう会をもっとつくり、みんなで一緒にやれれば」と話した。
後半は4グループに分かれて話し合った。「友人が発症したが、病気について知らなかった」「訪問リハビリで患者と接する機会がある」という人もいて、真剣に話を聞いたりメモを取ったりする姿も。また患者や家族が、悩みや薬の情報を共有し合うなどしていた。
講座は、日頃から公民館講座に参加している村民が、患者でもあり同会に所属していることなどから開催。参加者からは「新しい薬の話なども聞けて良かった」「落ち込むことがあるが、みんな同じように頑張っていることが分かり、とても有意義だった」などの声が上がり、山中秀樹館長(67)は「会員同士の情報交換の場になり、病気について知る機会にもなって良かった」と話した。