
松本市の松本城大手門枡形跡広場(大手3)に、ちょっと変わったデザインのツリーが飾られている。企画したのは、県内外の古着店やセレクトショップが同広場に集う「松本古着市」を主宰する古着店「FLOW」(大手3)店主の熊澤良介さん(29)。12月20、21日は今年最後の市を開く。
ツリーは、2023年に始まった松本古着市の3周年を記念して企画した。テーマは「12」。古着市は当初3年間を目標に年4回開催、周知のデザインなどには干支の動物を使い、今回で一回りすることなどから決めた。次の3年間にバトンタッチする意味もある。
高さ3・5㍍。白く塗装した大小の12角形の木版12枚を縦に連ねて形作り、周りには、さまざまな高さのポール12本を据えた。
デザインは、古物やアートを扱う「偏集舎」(会田)代表でアーティストの有坂宗大さん(29)が担当。「ツリーを中心に人が集うことをイメージして渦巻きを意識した」。制作費は、地域の店舗や出展者から協賛金を募った。
12回目になる今回の古着市には、個性豊かな20店舗が参加する。熊澤さんは「古着好きの人はぜひ来てほしい。ツリーの存在が冬の松本の新たな景色になれば」と期待する。
展示は25日まで。午後4時からライトアップする。古着市は午前10時~午後7時。入場無料。ツリー制作費に充てる募金箱を会場に置く。