
塩尻市大門四番町の映画館「東座」ロビーで、スロバキアの子どもたちが描いたクリスマスの絵などを展示している。実話を基にした作品「プラハの春 不屈のラジオ報道」の上映期間に合わせ、日本スロバキア協会副会長で楢川小中学校教諭の中野哲明さん(58、同市洗馬)が企画した。26日まで。
絵は、中野さんが以前、交流したスロバキア第2の都市・コシツェにある障がい者支援施設に通う子どもたちによる8枚。スロバキアの伝統的な刺しゅう模様の服を着た子どもたちがクリスマスツリーの横に立っている様子や、聖夜の食卓を表現したものなど。指人形などの飾りも並べた。
また、21日と26日には、在日チェコ人が営むパン店「ミケシュ」(原村)のクリスマスクッキー販売もある。
「プラハの春─」は1968年、旧ソ連軍の侵攻で放送局を占領されても真実の放送を続け、市民を励まし続けたチェコスロバキア国営ラジオ局員たちの実話。
上映を知った中野さんが、「チェコやスロバキアを知ってもらう機会に」と展示を企画。
映画について中野さんは「報道の真実を考えさせられる作品。当時の人々の苦しさや息遣いがとても伝わる」と言い、絵の展示などを通し「両国の文化を体験してもらえればうれしい」と話す。
映画チケット購入者が対象。クッキーの販売は両日とも観客入れ替え時間の午前10時、午後0時41分、8時10分から約25分間。展示などについての問い合わせは中野さんにメール(bonotora71@gmail.com)で。