消防出初め式で初企画の「初陣祭」―防災などの多彩な体験ブース

松本市の消防出初め式に合わせた体験型イベント「初陣祭」が4日、同市美須々のエア・ウォーターアリーナ松本で開かれた。市消防団員の家族や一般市民にも参加して楽しんでもらおうと、団の発案で市が初めて企画。家族連れらが大勢訪れ、消防や防災などにちなんだ各種体験に挑戦したりステージイベントを楽しんだりした。
防災キャンプ、心肺蘇生法、消防用ホースを転がすように延ばすなどの体験と、2本のロープを跳ぶダブルダッチ、障害物を越えていくパルクールといったアーバンスポーツが楽しめる計10のブースを設けた。回ったブース数に応じてカプセルトイや射的で遊べるようにした。
市が備蓄する段ボールベッドの組み立て体験ブースでは、来場者が団員らから教わり、ジョイント部品を使って段ボールのパーツをつなぎ合わせてベッドを完成。座ったり寝転がったりして強度を確かめていた。
同市の瀧本実穂さん(29)は、長男の幸嗣ちゃん(2)や祖母と訪れ、「親子で楽しめて、いざという時の備えの意識も高まり、とても良いイベント」と話した。市消防防災課の宇留賀真理子課長は「消防団の組織や活動を身近に感じる機会なれば」と話した。
同市の出初め式は、例年まつもと市民芸術館(深志3)で行ってきたが、改修で使えないため、今年はキッセイ文化ホール(水汲)に変更。開催日も、毎年1月5日だったが、団員が参加しやすいよう日曜日にした。