
朝日村観光協会が村の特産品開発を目指し、2023年から取り組んでいる「酒米づくりと日本酒」「村産ビーツ」「御馬越銀嶺ヤマメ」の3プロジェクトが、それぞれ着々と歩みを進めている。すでに商品化し、さらに開発を進めている物もあり、昨年末に村中央公民館で開いた経過報告会では試食や試飲も行い、取り組みへの思いを新たにしていた。
酒米づくりから取り組む日本酒「鉢盛山」は、生酒に加えて常温保存もできる火入れ貯蔵酒も昨年から販売を始め、取扱店も増やしている。プロジェクトの会長を務める小林良樹さん(78、小野沢)は「前年よりも良いコメが収穫でき、キレのあるおいしい酒ができた」と笑顔。さらに酒かすを活用した新商品の開発に取り組んでいるという。
「村産ビーツ」は一昨年にレトルト「あさひのボルシチ」を完成させ、販売を行うほか、ふるさと納税の返礼品として認可。活動を知りビーツに興味を持った他団体との交流も始まっている。また、交配を繰り返すため商品化には時間がかかるという「御馬越─」は、その過程のヤマメを燻製にして試験販売するほか、池を活用したワサビの栽培なども進めていく予定といい、3プロジェクトとも今後の発展に期待が膨らむ。