母校愛あふれる「百年誌」 松本県ケ丘高校同窓会が発行 卒業生の思い出や今の様子も

松本市の松本県ケ丘高校同窓会は、「百年誌『若き我等』」を発行した。同校が2023年に創立100周年を迎えた記念事業の一環で企画した全3種類(写真集、人物誌は発行済み)の出版物の本編。03年発行の80年史に記された以降の20年間の通史に加え、卒業生によるコラム、エピソード、学びやの今の様子も交えた多面的な構成で同校の歩みをたどる。
校歌から取ったタイトル、スクールカラーのえんじ色の表紙に仕上げたB5判440㌻。口絵部分は、新旧校舎や100周年記念事業、多彩なクラブ活動などを写真で紹介している。
80周年以降の主な出来事として、民間人校長の着任、女性応援団員の誕生、英語科から探究科への改編、ICT(情報通信技術)環境の整備とそれを活用したコロナ禍での学びの継続やオンライン文化祭の実施などを掲載。時代の変化に柔軟に対応した特徴的な取り組みについて、地域の歴史としての側面からも詳しく触れている。
「部門史」と銘打った章では、生徒会やクラブ、同窓会やPTA活動を扱った。また、100周年の節目に卒業生がつづった青春時代の思い出や、あふれる母校愛も収録した。
卒業生15人でつくる編集委員会が7年をかけて編集、執筆に当たり、当時の教員が記した箇所もある。委員たちは「幅広く活用してほしい」と願い、若い世代や在校生、保護者も想定して読みやすい構成にした。
編集委員長の窪田雅之さん(69、同市)は「地域の要望や期待を担い開校した背景や原点を含め、若い世代に伝えていくエッセンスの詰まった内容になった」と話す。
事前予約分を含め700部発行。5千円。購入希望などの問い合わせは同窓会事務局TEL0263・32・0666