五輪へ最善を尽くす ミラノ・コルティナ冬季五輪 スケート・ショートトラック日本チーム ヘッドコーチ・伴野さんとトレーナー・山本さん

伴野さん(右)と山本さん

2月6日から始まるミラノ・コルティナ冬季五輪。スピードスケート・ショートトラックの日本代表チームで、塩尻市洗馬の伴野清貴(41)さんがヘッドコーチ、松本市井川城の山本葵さん(36)がトレーナーを務める。二人に五輪の展望などを聞いた。
伴野さんは佐久穂町出身。長年ショートトラック日本チームのアシスタントコーチを務め、2022年の北京冬季五輪終了後にヘッドコーチに就任し、選手の強化に当たってきた。松本市出身の山本さんも、北京五輪からトレーナーとして選手をサポートしてきた。
ショートトラックは、派遣標準記録や大会の結果を基に男子4人、女子5人の代表選手を選んだ。競技は2月10日の女子500㍍予選、男子1000㍍予選、混合団体リレー予選・決勝から始まる。
日本チームは北京大会の準備が始まった8年前から、身体強化やアジリティー(敏しょう性)を重視する共通トレーニングを導入。カナダ人のフレデリック・ブラックバーン戦術コーチを招き、知識や戦い方を共有した。
「現在の世界ランキングやワールドツアーの結果などから見て、北京大会より好結果となる可能性が高い」と伴野さん。男子1500㍍に出場する世界ランキング3位の宮田将吾選手は期待が大きい。
山本さんは「男子は北京を経験した選手が多く、 チームの方針を理解している。チームも選手のコンディションの細かい部分を認識できている。コーチ陣がメディカルの情報もくみ取ってくれているので、やりやすい」と話す。
昨年末に南牧村で行った強化合宿が最終調整の場に。スピード、リレー、フィジカルの三つを意識した。現在はけがに注意しながら、超高速での抜き合いのトレーニングプログラムで強化を続ける。伴野さんは「大一番まで限られた時間の中、細部にこだわり準備していく」と話している。