
大町市の小学校再編に伴い本年度末で閉校する大町北小学校(235人)の、校歌と開校40周年を記念して2016年に作られたフレンドソング「いのちの環」を地域で歌い継いでいこうと、在校生らの歌と演奏によるCDの制作が進んでいる。本年度中に千枚作り、住民や卒業生などの希望者に無料配布する。
校歌の歌詞には地域の自然や景色などが歌われ、さびの部分の2部合唱のハーモニーが美しい。「いのちの環」(部分3部合唱)は、雄大で元気になれるメロディーと、大町の自然や前向きな歌詞で構成。両曲とも同校を象徴する曲だ。
CDの制作は、学校や児童への思いをざっくばらんに語る月1回の「北小カフェ」の中で持ち上がった。住民や保護者、教職員らが「地域に応援ソングを残す会」を立ち上げ、市の「ひとが輝くまちづくり事業補助金」を活用して進めている。
15日は全校児童による歌2曲、17日はブラスバンド部が奏でる校歌を、それぞれ市文化会館大ホールで収録し、児童らは慣れ親しんだメロディーに気持ちを込めて演奏した。6年の渡辺琉我さん(12)は「さびが2部合唱で、いろんな人に珍しいと言われる自慢の校歌。ホールで声がよく響いて気持ちよく歌えた。今の歌声が残せることがうれしい」。 CDには地元で音楽活動をする大人らが歌うバージョンの校歌も収める予定。同会の塚田伸一会長(77、平)は「とても良い歌で、保護者らにも親しみ深いと思う。閉校後も地域のいろんな場所で響いてほしい」と願う。
配布希望者は専用フォームから申し込む。問い合わせは同会(同校内)TEL0261・23・0190