
松本市の寿小池町会有志が地域の小学生を対象に寿小池公民館で毎月開く「子ども広場」で1月24日、小池神社に伝わる神楽の獅子舞を披露した。伝統文化を知ってほしいと、神社以外で行うのは初。子どもなど約20人が舞を見たり、獅子頭を触ったりして楽しんだ。
40年来、同級生2人で獅子舞を担当している百瀬長司さん(61、寿小池)、清水幸一さん(同)が、録音テープに収録したはやしに合わせて舞い、子どもたちの頭をかみながら場内を歩いた。
子ども広場は2020年、子どもたちの居場所づくりや生活体験と地域文化の伝承、学習支援などを目指し発足。市の助成金を活用し活動している。
同神社の獅子舞は100年以上の歴史があるが笛と太鼓の後継者はおらず、百瀬さんと清水さんが唯一、舞いを継承し秋の大祭で「お神楽」として奉納。コロナ下で中止していたが昨秋再開、獅子舞を見たことがない子どもたちがほとんどだったことと、新年の健康祈願や厄を払う願いを込めて初企画した。
共に寿小2年の札場洸太さん、降旗珠衣さんは初めて見たと言い、「耳や口が動いて面白かったし、かっこよかった」。百瀬さん、清水さんは「楽しそうに見てくれて、興味も持ってくれた。ぜひ秋の大祭も見に来てほしい」と話した。
同広場運営委員会の会長で同神社氏子総代長の百瀬俊元さん(75)は「間近で披露してもらい良かった。獅子にかんでもらったので子どもたちも元気に過ごせそう」と話した。
