美須々ケ丘高で司法書士が法律教室

松本市の松本美須々ケ丘高校は1月28日、県司法書士会(長野市)による「高校生のための司法書士市民法律教室」を開いた。春から新しい環境へ踏み出す3年生(275人)が、トラブルの事例や被害に遭った時の対処法などを学んだ。
講師は司法書士の松田裕成さん(55、松本市今井)。衆院選などを含むさまざまな例を上げながら、ネットの投稿などが法律に触れる場合があることや、誹謗中傷などの被害を受けた場合に相手を特定する方法があることを紹介。「匿名だから大丈夫と考え、安易な書き込みをしないように」と話した。
また特殊詐欺被害の若年化や、闇バイトなどで自身が加害者になる場合もあると注意を呼びかけた。(成人になる)18歳以上なら親の同意なくできる契約や保証人などについても具体的に説明し、「社会に出てトラブルに遭っても、必ず相談できる場所はある。困ったときに、今日の話を思い出して」と呼びかけた。
受験などで自宅研修の中、週1度の登校日を利用して1組は対面で、他クラスはオンラインで話を聞いた。1組の齋藤一花さんは「春から1人暮らしになる。契約について知る機会がなかったが、話を聞けて意識が高まった」と話した。
同会は高校生以外にも無料出前授業を行っている。詳細はウェブサイトhttps://www.na-shiho.or.jp/。