筑北の地域おこし協力隊員・白髭さん企画「多世代交流の場」にぎわう

筑北村で昨年から活動する地域おこし協力隊員・白髭晴子さん(39)が1月から、多世代の村民が交流する学習の場「むらとくらしの楽校」を本城公民館で開き、参加者に好評だ。
このうち「水ようサークル」は、毎週水曜日にさまざまな趣味を通して世代を超えた交流を楽しむ時間。指編みの体験や音楽、英語などを地域住民や協力隊員らが教える。今月4日の「ダンス」の時間は白髭さんが講師を務め、1歳から70代までの約30人が参加。リズムに合わせて体を動かしたり、自由な発想とゲーム感覚で踊ったりして楽しんだ。
3歳と5歳の娘と参加した一ノ瀬真未さん(32)は「家が離れている子たちとも楽しい時間が過ごせた」。60代の女性は「小さな子たちと触れ合う時間はなかなかない。刺激がもらえる」と笑顔だった。
他に農業について考える「農ある暮らしのサロン」、公民館を掃除する「美化装飾デー」、子どもたちがやってみたいことを考える「こども会議」がある。
白髭さんは昨年、一家5人で東京から村に移住した。住民のサークル活動が盛んなことや、「身近なもので何かを生み出す暮らしの楽しみ方」に魅力を感じる一方、多世代の交流や、学校以外の子どもたちの居場所の少なさも感じたという。
協力隊員として村産業課で農政を担当し、農閑期を利用して農業に関する勉強の場と多世代交流の場をつくろうと「むらとくらしの楽校」を考案した。3月まで試験的に行って村民のニーズを探り、その後も続ける予定という。
白髭さんは「何かを一緒に楽しんだり面白がったりと、自分の仲間をつくる感覚で、自分たちの村をつくっていく時間になれば」と話している。