幼なじみ〝14年の学び〟集大成 高校生2人ピアノコンサート 松本・音文ホール3月14日

幼稚園の頃から同じ松本市のピアノ教室に通い、互いに高め合ってきた水野遥佳さん(18、同市)と稲田つづるさん(17、東京、安曇野市出身)が3月14日、2年ぶりのコンサートを松本市音楽文化ホール(島内)で開く。今春、松本深志高校を卒業して東京の桐朋学園大音楽科へ進学する水野さんの旅立ちに合わせて企画。地元で学んだ14年間の思いを音に乗せる。
2人とも、国内外のコンクールで数々の賞を受賞してきた実力の持ち主。水野さんは昨秋の全日本ジュニアクラシック音楽コンクール・高校3年の部で入選、稲田さんは昨夏、初のソロリサイタルを県内で行うなど、活躍を続ける。
2年前、稲田さんの桐朋女子高音楽科(東京)進学に合わせて同じ会場の小ホールで初開催した時には、人が入りきらず約100人がロビーのテレビで鑑賞した。今回はその経験を生かし、予約制にした。
2人は「来場者の多さに圧倒され、精神的にいっぱいいっぱいの状態で演奏した」と振り返り、「今回は『会場に音を届ける』という意識をしっかり持って演奏したい」と口をそろえる。
水野さんの演奏曲はプロコフィエフやカプースチン、坂本龍一さんなど、これまで影響を受けた近現代の作曲家が中心。「高校でロックバンドのドラムをやり、リズムの取り方が変わった。14年の集大成となる『今の私』を表現できたら」
稲田さんは水野さんへの祝いの気持ちを込め、ショパンの「マズルカ」など、踊りや歌の要素がある曲を演奏。「出会いと別れの季節。来場者の心にも響けばうれしい」と話す。
午後6時開演。定員180人。500円。予約は申し込みフォームから。3月1日午後1時半、鈴木鎮一記念館(松本市旭2)で無料の公開リハーサルを行う。問い合わせはムーサピアノスクールTEL0263・88・3505